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高校教員が進路指導で最も不足を感じる大学情報は「卒業生の就職状況・就職支援制度」、大学に今後求める発信方法は「動画・YouTubeでの発信」が最多



Studyplusトレンド研究所が2022年7月20日~25日にかけて高校生300人を対象に実施した「大学を知るきっかけについてのアンケート調査」において、「高校生になってから、大学を知るきっかけになったもの上位3つを教えてください。」という質問をしたところ、最も多かった回答が「学校の先生に聞いて」(48.1%)という結果を得ました。

少子化などの影響もあり、キャリア教育や進路指導に力を入れる高等学校が多いとされる中、高校生の進路選択において、高校教員が与える影響力の大きさが分かる結果となりました。


高校生が大学を知るきっかけ、1位「学校の先生」2位「YouTube」〜大学を知ったあとの行動1位は「WEB・SNSで調べる」、高校生300人を調査~


今回、Studyplusトレンド研究所では、高校生に進路や大学の情報を伝える高等学校の先生方を対象に調査を行いました。

先生方は、進路指導のために何を重視し、どんな目線で情報収集を行っているのでしょうか。

特に大学進学指導にフォーカスして調査を実施しており、その結果をご報告します。


 

<調査概要>

  • 調査対象 : 全国の高等学校の進路指導主任・第一学年主任・第二学年主任・第三学年主任

  • 回答者  : 632名

  • 調査方法 : FAXにてアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

  • 調査時期 : 2022年10月24日〜10月31日

 


はじめに、進路指導の取り組み状況についてです。


全体の99.6%が、進路指導に「十分取り組んでいる」または「ある程度取り組んでいる」と回答しました。大学進学率別に結果を見ると、進学率が高くなるほど「十分に取り組んでいる」割合が高くなっております

続いて、進路指導の開始時期です。



最も多いのは、「高校1年生・1学期」。全体の7割を占めています。

また大学進学率にも着目すると、進学率が高くなるほど「入学前」「高校1年生・1学期」の割合が高くなることがわかります。

進路指導を開始する時期も、大学進学を意識するか否かで、早まる傾向があるようです。



では具体的にはどのような進路指導を行っているのでしょうか。




最多の回答は「個別の進路相談」で、全体の約9割でした。 「オープンキャンパス参加促進」の割合も高く、「卒業生・高3生による合格体験の講話会」「卒業生による進路講話会」といったOB・OGによる講話の取り組みも多く行われているようです。




 


先生方が、生徒指導で使う大学情報をどのように入手しているか、調査していきます。



入手方法を聞くと、主流なのは「大学案内・学部案内パンフレット」「大学の公式ホームページ」の2つ。

どちらも8割以上の先生が活用しているようです。


「進学説明会」「オープンキャンパス」「大学からの個別訪問」「大学主催の説明会」「受験情報誌」といった手段も、半数を超える先生方から利用されています。


では、具体的にはどのような情報に注目して、情報収集しているのでしょうか。

不足を感じる情報と合わせて聞いていきました。


最もチェックされているのは、「入試方法・入試科目」で全体の約8割。

「取得可能な資格・免許」「卒業生の就職状況・就職支援体制」も割合が高く、大学卒業後の進路・今後のキャリアを見据えた情報も多くチェックされているようです。



不足していると感じる情報では、「卒業生の就職状況・就職支援体制」がトップ。

また「研究テーマ・業績・評価」「大学内の雰囲気・校風」「授業カリキュラム」といった項目も2割以上の先生方が不足を感じており、大学入学後の勉強内容や学生生活の様子をより知りたいというニーズを読み取ることができます。

こちらの結果を、大学進学率別にも確認します。




特に、大学進学率50%未満で、「卒業生の就職状況・就職支援体制」を知りたい割合が高くなっています。

また大学進学率50%以上では、「研究テーマ・業績・評価」の割合が向上。

前者では大学卒業後の進路、後者では学びの内容について、より情報が欲しいというニーズが見えました。


 

最後に、「進路指導に活かしやすい」という観点で、希望する大学からの情報発信方法をヒアリングした結果をご共有します。




記述回答を求めたところ、最も多かったジャンルは「動画・YouTubeでの発信」で、35%に及ぶ結果となりました。

Studyplusトレンド研究所で過去に行った調査からも、高校生にとってYouTubeが欠かせないツールとなっていることが分かっていますが、先生方もその高校生の特性をキャッチし、わかりやすい動画・短い動画などでの、大学紹介を求めている声が多く集まりました。 


主な回答は以下の通りです。

 『大学を卒業した生徒が、どのような職種に就いているのか、YouTubeで動画があればよい。大学合格が目的ではなく、その先を見据えて大学選択させたい。』
 『YouTubeでの動画発信は、ぜひ行って欲しい。生徒目線で言うと、TikTokを使用するなど、様々なアプリを通して情報発信する方が、大学側にはメリットがあるように思います。』
 『最近の高校生は短めの動画が分かりやすいようです。』
 『生徒が分かるレベルでの動画が欲しい』
 『YouTubeで入試紹介動画を公開してほしい』


今回の調査に関して、大学進学率や地域別データ、他の質問などの詳細をまとめたデータを、PDFデータ50ページ程度のレポートにまとめております。

ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

 https://forms.gle/CYJLEZrsYYBwDADM7



 

Studyplusトレンド研究所では、学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーである若者に向けて、定期的に調査を行っています。


今回はFAXを活用した高等学校の教員向け調査を行いました。



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