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    今年の受験生が興味のある業界1位は「医療・福祉」~「受験トレンド白書2025 “ホンネ編”」を発表~

    • Studyplusトレンド研究所
    • 4月1日
    • 読了時間: 7分


    スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2024年12月14日(土)から2025年2月18日(火)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で、2024年度に大学受験をしたユーザー1,363名を対象に「大学受験期のトレンドに関する調査」を実施、結果を「受験トレンド白書2025 “ホンネ編”」としてまとめましたので、ご報告いたします。


    「受験トレンド白書」は、受験生の間でのさまざまなトレンドを定点観測して発表する取り組みとして、2023年よりスタートしました。若年層・Z世代向けのマーケティングや広報を行っている大学や企業をはじめ、高校生を日常的に支える立場にある教育関係者の方々などに対して、受験生の興味関心や内面を知るきっかけを提供することを狙いとしております。


    今回は、受験生活や後輩へのアドバイスなどをまとめた“ホンネ編”の結果をご紹介いたします。



    <調査概要>

    • 調査対象 :  2024年度に大学受験をした全国の「Studyplus」ユーザー

    • 回答者  : 1,363名

    • 調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」の「達成報告」機能で大学合格を報告したユーザーを対象にアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

    • 調査時期 :  2024年12月14日~2025年2月18日

     

    ■ 調査項目・結果のご紹介

    2024年度に大学受験をした学生に、受験期の本音を聞きました。


    ※昨年度の結果はこちらhttps://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20240326


    大学生になったら実家から通う人が半数以上

    ・大学生になったら一人暮らしを始めますか?


    一番多かったのは「実家から通う」で741票(54.4%)で

    「実家から通えないため、一人暮らしをする」は450票(33.0%)、「実家からも大学に通えるが、1人暮らしを始める」は81票(5.9%)、「寮に入る」は33票(2.4%)となりました。


    その他、「祖父母の家から通う」「姉妹で2人暮らし」などの意見もありました。


    【回答一覧】

    ・「実家から通う」・・・741票(54.4%)

    ・「実家から通えないため、1人暮らしをする」・・・450  票(33.0%)

    ・「実家からも通えるが、1人暮らしを始める」・・・81  票(5.9%)











    一番最初にやりたいこと「髪を染める」が3位にランクイン 


    ・大学生になってから、一番最初にやってみたいことを教えて



    圧倒的に多かったのは「友達づくり」778票(57.1%)、全体の半数以上を獲得しました。「アルバイト」は385票(28.2%)、そして、「髪を染める」が190票(13.9%)となりました。「ピアス」「メイク」など身だしなみに関する他の意見を押さえて多くの票を集めました。

    他には「恋愛」「サークル」「部活」「推し活」という意見もありました。


    【回答一覧】

    ・「友達づくり」・・・778票(57.1%)

    ・「アルバイト」・・・385票(28.2%)

    ・「髪を染める」・・・190票(13.9%)

    ・「恋愛」・・・38票(2.8%)

    ・「サークル」・・・33票(2.4%)

    ・「ピアス」・・・33票(2.4%)

    ・「一人暮らし」・・・30票(2.2%)

    ・「免許を取る」・・・21票(1.5%)

    ・「部活」・・・15票(1.1%)

    ・「メイク」・・・14票(1.0%)

    ・「推し活」・・・8票(0.6%)










    ・大学生になってから入りたいサークルはなんですか?


    続いて、大学生になって入りたいサークルを聞きました。一番多かった意見は「特になし・未定」286票(21.0%)でした。続いて「ダンス」111票(8.1%)、「バンド・軽音」93票(6.8%)、「吹奏楽・管弦楽団など」59票(4.3%)となっています。

    多かった順に10つまで集計すると以下のようになりました。


    【回答一覧】

    ・「特になし」・・・286票(21.0%)

    ・「ダンス」・・・111票(8.1%)

    ・「バンド・軽音」・・・93票(6.8%)

    ・「吹奏楽・管弦楽団など」・・・59票(4.3%)

    ・「バドミントン」・・・55票(4.0%)

    ・「バレーボール」・・・55票(4.0%)

    ・「サッカー・フットサル」・・・49票(3.6%)

    ・「バスケットボール」・・・48票(3.5%)

    ・「テニス」・・・43票(3.2%)

    ・「ボランティア・手話」・・・40票(2.9%)

    ・「弓道」・・・32票(2.3%)








    トピックス③興味がある業界1位は「医療・福祉」に

    ・現時点で就職先として興味のある業界があれば教えてください。


    一番多かったのは「医療・福祉」業界で232票(17.0%)。職種名を記載している人も多く、高校生の時点で夢が決まっている人が「医療・福祉」を選択している印象です。一方「まだわからない」という回答も多く、190票(13.9%)となりました。近年教員不足が社会課題として報道されていますが、今回の調査では次に多かったのが「教育」業界、155票(11.4%)となりました。


    【回答一覧】

    ・「医療・福祉」・・・232票(17.0%)

    ・「まだわからない」・・・190票(13.9%)

    ・「教育」・・・155票(11.4%)

    ・「繊維・化学・薬品・化粧品」・・・65票(4.8%)

    ・「官公庁」・・・59票(4.3%)

    ・「学術研究など」・・・44票(3.2%)

    ・「IT」・・・40票(2.9%)

    ・「建設・住宅・インテリア」・・・40票(2.9%)

    ・「フードサービス」・・・38票(2.8%)

    ・「アミューズメント・レジャー」・・・37票(2.7%)

    ・「金融」・・・33票(2.4%)








    現時点で希望している就職先があれば教えてください

    一番多かった回答は「特になし」701票(51.4%)となりました。受験を終えたばかりの高校3年生で具体的な企業名を意識している人は少ないようです。ただ、その中でも多くの票を集めたのは「Google」16票(1.2%)「オリエンタルランド」14票(1.0%)「任天堂」11票(0.8%)となりました。具体的な企業名を書いてくれた人もいましたが、票が割れていてかなり多くの企業名があがる結果となりました。

    10位までご紹介します。


    【回答一覧】

    ・「特になし」・・・701票(51.4%)

    ・「Google」・・・16票(1.2%)

    ・「オリエンタルランド」・・・14票(1.0%)

    ・「任天堂」・・・11票(0.8%)

    ・「味の素」・・・10票(0.7%)

    ・「ANA」・・・9票(0.7%)

    ・「SONY」・・・8票(0.6%)

    ・「リクルート」・・・6票(0.4%)

    ・「三菱」・・・6票(0.4%)

    ・「富士フイルム」・・・6票(0.4%)






     


    受験を終えた先輩から後輩たちへのメッセージ

    ・これから大学受験に臨む高校生たちにアドバイスがあれば、ぜひお書きください!


    自由記述で回答を求めたところ、たくさんのメッセージが寄せられました。

    多く見られた3つのジャンルのメッセージをご紹介します。


    ① 努力は糧になる!


    「受験期間毎日が辛くて、応援される声も聴きたくないそんな時期が来ます。ですが、頑張ってきた分だけ必ず何かしらの成果は出ます。後輩の皆様がそれぞれの進路に向かって花が咲くことを祈っています。負けるな!頑張れ!!」


    「毎日苦しくて不安でいっぱいだと思うんですけど、終わりは必ずくるので最後まで全力で駆け抜けてください!!頑張った努力は全部自分のものです。頑張ってください!応援しています」


    「意味のない努力なんてないと思います、結果がどうとかじゃなくて、必ずその頑張ってきた過程は将来の自分になにかを与えてくれるはずです、なので今!!頑張るんです!!」


    「真剣なことはダサいことではありません。必死に一生懸命に、泥臭くやった人が最後は勝ちます!頑張って下さい!」


    「アサガオの開花条件をご存知でしょうか?アサガオは太陽の光で開花するのではありません。一定の時間暗闇にいて、時間の経過によって開花するのです。その時は必ず訪れます。じっと耐え抜けば必ず花は開くはずです!頑張って!」


    ② 基礎や積み重ねを大事にしよう!


    「基本問題を侮っちゃダメ」


    「やる気がでなくても一日のノルマを設定してコツコツとやる。」


    「苦手なところのみを厳選したまとめノートを作っておいて、試験の直前に見ると安心するしとても良かったです!」


    「まずは量をこなして、基礎を身につけましょう。最初から質を求めても基礎がしっかりできていなければ、ただ答えを見て写すだけの作業になってしまいます。」


    ③ がんばれ!諦めるな!

    「受験勉強は時間との勝負!どれだけ勉強しても不安なことは不安。だからそこ時分が納得いくまで勉強することをおすすめします!受験勉強頑張ってください!応援しています!」


    「受験勉強を始めるのに「今からじゃ遅い」なんてことはないです!今すぐに始めれば、絶対間に合います🔥頑張ってください!」


    「受験は長期戦です。辛いこともありますが諦めず頑張ってください。応援しています。」


    「人生をかけて挑む大行事だと思うので、後悔のないよう、充実した時間に出来るように頑張ってください!みんな応援しています。」



    他にもたくさんのメッセージがありました。今回紹介できなかったメッセージはStudyplusトレンド研究所の公式サイト内の「受験になる君へ 先輩からのメッセージ」で公開しています!


     

    ■ Studyplusトレンド研究所 所長 島田 豊 コメント



    今回の調査項目は、受験を終えた直後の学生たちが、その先の学校生活や将来をどう思い描いているのか知りたいという意図がありました。就職先や希望する企業についての質問では想定以上に「まだ決まっていない」という回答が多く、大学受験の時点では学生たちの中に様々な選択肢が広がっていることを感じました。また、この受験トレンド白書ホンネ編では受験を終えた先輩から後輩へメッセージを書いてもらっていますが、励ましの言葉やおすすめの勉強法など、今受験を終えたばかりの皆さんだからこそ書ける新鮮な言葉で溢れています。全てを掲載することはできませんでしたので、別途特集記事としてまとめさせていただきました。受験生にとどまらず、今頑張っているあなたの心に響くメッセージが見つかるはずです、ぜひ覗いてみてください。



     

    Studyplusトレンド研究所では、学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーである若者に向けて、定期的に調査を行っています。


    企業・教育機関などで、若者を対象とした共同調査や研究をご希望する方は、問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。



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