【母の日アンケート】大学生が親のありがたみを感じた瞬間、1位は「食事の用意」〜高校生・大学生1,229人にアンケート〜
- Studyplusトレンド研究所
- 2 時間前
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Studyplusトレンド研究所では、2026年3月に高校生と大学生を対象にした「一人暮らしに関するアンケート」を実施しました。本調査は「学生の一人暮らし事情」を明らかにするため株式会社CHINTAI様と合同で行ったものです。
<調査概要>
調査対象 | 全国の「Studyplus」ユーザー(高校生、大学生) |
回答数 | 1,229名 |
調査方法 | 学習管理アプリ「Studyplus」でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。 |
調査時期 | 2026年3月16日~3月19日 |
※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。また複数回答可の設問では、各選択肢の数値は、全体の回答者数に対する割合を示しています。1人が複数の選択肢を選べるため、選択肢の合計が100%を超える場合があります。
5月10日の母の日に合わせて、高校生と大学生にアンケート調査を実施しました。まずは親元を離れ、一人暮らしを始めた大学生が保護者に感謝したのはどんな瞬間だったのか聞いてみました。

最も多かったのは「食事を用意する大変さに気づいた時(27.3%)」でした。ついで「生活費や食費の大きさを実感した時(18.0%)」となりました。
Studyplusトレンド研究所 伊藤芳研究員
大学生の多くは一人暮らしをする中で、それまで保護者から受けてきた衣食住のサポートの大きさに気付くようです。個人的には、特に「食」に関するものに票が多く入っていることが興味深く感じられました。便利なサービスが溢れる現代においても、いざ自立してみると自分自身で毎食きちんとした食事をとることは簡単ではなく、生活の中で親のありがたみを痛感している姿が想像できます。
母の日に向けて感謝のメッセージ
具体的にどんな瞬間に感謝したのでしょうか、お母さんへのメッセージを書いてもらいましたのでご紹介します。





高校生の9割が「一人暮らし」に憧れあり、時期は「中学以前」が約半数
高校生は「一人暮らし」についてどう思っているのでしょうか。「一人暮らしへの憧れはあるか」聞いてみると、憧れが「ある」「少しある」と回答したのは91.2%となりました。

憧れを抱き始めた時期は「高校1年生(28.4%)」が最多となった一方、「小学生以下」と答えた人も12.5%にのぼりました。中学以前から憧れていた層と、高校以降に憧れを持った層は、概ね半数ずつに分かれる結果となりました。

また、一人暮らしをしたい一番の理由は全学年を通して「自分のペースで生活を送りたい」が最多です。学年別の傾向をみると、高校1年生は「推し活・趣味(46.7%)」や「インテリア(43.6%)」への意欲が他学年より高いですが、高校3年生になると「自立して大人になりたい(56.5%)」「友人・恋人を家に呼びたい(46.3%)」に価値観がシフトしています。

Studyplusトレンド研究所 伊藤芳研究員
高校生が一人暮らしをしたい最大の理由は、自らの意思で生活をカスタマイズできる「自由」にあるようです。一般的にZ世代は個人の選択を尊重するといわれておりますが、その傾向に合致する結果となりました。
また、通学の利便性という実利的な理由がそれほど多くの票を集めなかったことも、個人的には意外に感じられました。前述の大学生のアンケート結果と照らし合わせると、自由を求めて一人暮らしを始めたものの、生活することの大変さに直面し、ある種「不自由」だと感じていた親の干渉が、実は手厚い保護であったと気づくという流れが見えてきます。
どれほど時代が変化し、便利なサービスが増えたとしても、自由と責任の狭間で「親のありがたみ」を再発見するという心の変化は、いつの世も変わらない成長のステップなのかもしれません。
高校生・大学生が選ぶ「住みたい駅」ランキング1位は「新宿駅」
高校生・大学生が住みたい駅ランキングは以下のようになりました。「新宿駅」や「渋谷駅」「池袋駅」などの商業圏や「東京駅」「横浜駅」「品川駅」などの主要駅が上位になっています。

㈱CHINTAI社長室 広報担当 部長 高橋真
「学生が選んだ街TOP5」の平均家賃相場は13.4万円(※1)。対して「CHINTAI ネットユーザーが注目!賃貸で人気の街ランキング 2026」首都圏版(※2)のTOP5は平均家賃相場が7.6万円と、家賃相場で比較すると月5.8万円もの差があります。これは一人暮らしの1ヶ月平均食費である月4万9,321円(※3)を約1万円も上回る大きな金額です。
学生が選んだ新宿、渋谷、東京などは、複数路線が乗り入れるエリアであり、商業施設や娯楽などが充実している「都市機能が集中するエリア」が中心にランクインしています。加えて、全国的にも認知度の高い駅が多く、街そのもののブランド力も選ばれた要因だと考えられます。一方、CHINTAIが発表しているランキング上位の新小岩や本厚木などは、都心へのアクセスを確保しながらも、住宅地としての落ち着いた環境や生活利便施設が整った「都心に近づきたいが、家賃は現実的に抑えられるエリア」が多くランクインしています。お部屋探しでは、ブランド力など駅に対しての憧れだけにとらわれず、自分にとって無理のない街を選ぶことが、自分らしい毎日を築くための大切な選択と言えるでしょう。
※1 2026年3月時点の『CHINTAIネット』ワンルームの家賃相場を参照
※2 『CHINTAI ネット』に掲載された首都圏の賃貸物件のうち、お問合せの多かった駅を集計しランキング化
※3 参照:総務省統計局 家計調査 家計収支編 2025年版より https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf
「CHINTAI ネットユーザーが注目!賃貸で人気の街ランキング 2026」首都圏版と「高校生・大学生が選ぶ住みたい駅」との比較など、株式会社CHINTAI様がまとめています。ぜひこちらもご覧ください。
共同調査まとめ
Studyplusトレンド研究所 伊藤芳研究員
高校生は、一人暮らしに「自分で生活をデザインする自由さ」を求めているようです。一般的にZ世代は個人の選択やカスタマイズを尊重するといわれておりますが、今回のアンケート結果もその傾向に合致しているといえるでしょう。
しかし、実際に一人暮らしを始めた大学生の多くは、日々の衣食住を自力で維持することの難しさに気付き、親のサポートの大きさを痛感するようです。
勉強に集中するための整った環境も、自身の努力のほかに、実は保護者の配慮によって守られていたことにも気づくのかもしれません。
自由を求めて外の世界へ飛び出し、かつて「不自由な干渉」だと感じていた親の存在が、実は「手厚い守護」であったと再認識する葛藤と発見は、どれほど便利な世の中になっても変わることのない、普遍的な成長のステップなのかもしれないと感じました。
株式会社CHINTAI 社長室 広報担当 部長 高橋真
今回の調査では、学生の「一人暮らし」に対する理想と現実が明確に現れました。 高校生の約9割が「自分のペースで生活したい」という理由から一人暮らしに憧れており、干渉されない自由を求める傾向が強いことがうかがえます。
一方で、実際に一人暮らしを始めた大学生は、家事の大変さを通じて「親への感謝」を実感しており、自由の裏側にある現実的な苦労を体験している様子が見て取れました。
また、学生が選んだ住みたい駅TOP5の平均家賃相場は13.4万円(※1)であるのに対し、実際に賃貸物件で人気の駅TOP5(※2)の平均家賃相場は約7.6万円となり、その差額は月々5.8万円にのぼりました。
自由への憧れから一人暮らしを始める方も多い一方で、実際の住まい選びにおいては、ブランド力よりも「無理なく暮らせるか」という現実的な観点が優先されていることが明らかになりました。一人暮らしを始める際には、駅の知名度や憧れだけで判断するのではなく、自分らしい暮らしが送れるかどうかを冷静に見極めることが、自立への大切な第一歩となるでしょう。
※1 2026年3月時点の『CHINTAIネット』ワンルームの家賃相場を参照※2 『CHINTAI ネット』に掲載された首都圏の賃貸物件のうち、お問合せの多かった駅を集計しランキング化した「CHINTAI ネットユーザーが注目!賃貸で人気の街ランキング 2026」首都圏版を参照
本調査の回答者属性
最後に、本調査に協力いただいた高校生・大学生の属性をご紹介します。



Studyplusトレンド研究所では、学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーである若者に向けて、定期的に調査を行っています。
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